昨日はイルカルームにて、トータルビジョントレーニング体験会を開催しました。

またしてもバタバタで、写真は撮れなかったのですが、、、

あっという間の楽しい時間となりました。

参加された方の感想では、

「自分が見ている『まっすぐ』がまっすぐじゃないとは知らなかった」

「すごい脳トレになる」「年齢とともに視力も衰えてるんだなーと思った」

と言って頂きました。

昨日参加された方の中で、

小学生男子の１人が最初から会場に入らず、「やりたくない」と言いました。

そうすると保護者は

「えっ、やるって言ったのに！」「折角来たんだからやろうよ」

という気持ちになると思うのですが、

その子のその時の気持ちに寄り添ってあげることが大事かなと思っているので、

見ていてもいいよ、別のことをしていても大丈夫、

でもやりたくなったらやってみてね、と声をかけています。

これは今お仕事させてもらっている発達支援の施設でも見られる光景ですが、

保護者の方や兄弟姉妹、他のお友達がやってみせたら一緒にやることもあるし、

別の内容の時から合流してもいいし、

結局最後まで何もやらなかった、という子でも、

帰り際に「あの音楽かけるやつ、何やってたの？」と興味を持って話しかけてくれたり、

家に帰ったら「○○やってたね」という発言があったり、

やっていなかったのに次にやった日には出来ていたり（コソ練したと思われる）。

もちろん、本当に面白くなかったからやりたくない、という場合もあると思いますが、

そんな子に後で聞くと

「こういう風にやるやつならやってもいい」と教えてもらえることもあるので、

それを聞いて工夫することもでき、貴重なご意見ありがとうございます！という思いです。

子どもたちは、可能性のかたまりだなあ、やってよかったなあと、毎回感じます。

今まで「出来ない」「苦手」というコンプレックスを感じてしまっているということは、

その出来ないことに関して、一生懸命向き合って、

自分なりの方法で工夫して（例えば「やらない」という選択肢を選ぶとか）過ごしてきただろうし、

人一倍、頑張ってきたのだと思います。

出来ないかもしれないという不安や、失敗したら恥ずかしい、という気持ちを乗り越えて、

やってみたら意外と出来る！出来たら楽しい！！もっとやってみたい！

ということを感じてもらえるように、

こちらが色んな声かけや「引き出し」を持つことも心がけたいと思うし、

その子その子のアンテナに引っかかるものを提供できるよう、

知識と経験を深めて行きたいと思います。

ご参加頂きまして、本当にありがとうございました。

次回のイルカルームにてのビジョントレーニングは、

2020年4月18日（土）を予定しています。

（基本的に定例で偶数月の第3土曜日に開催します）

また、５名様以上のご参加で、出張体験会またはトレーニングも可能です。

ご興味ある方は、ご連絡下さいね。

写真は本日、道具の補充中の私と助手さん。

家でもトレーニングして頂けるように参加者様にお配りしている、

「ビジョントレーニングポンポン棒」の在庫が無くなったので、作成してもらっています。

「無くなったってことは、前に作ったの全部配ったってこと！？

　たくさんの人にビジョントレーニングやってもらえたんだね！」

と喜んで作ってくれる助手さん小学２年生。助手の鏡だよ君は。ありがとう。

2020.02